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施工案内

施工案内

大口径ボーリングとは...

近年、大口径掘削工事では、大型機械の開発に伴って大断面掘削機を使用したトンネル掘削から大型重機械による土木構造物や建築物の基礎工事、更に連続地中壁の構築工事等まで多方面にわたって、様々な工法が行われています。中でも、ボーリングマシンによる大口径ボーリング工事では軟弱層から硬質岩盤の掘削等、あらゆる施工・地質条件等に対し工法の機動性と特殊性を活しながら、各種の工事を行っています。
また、大口径ボーリング工事は、工事の目的や用途等で様々な工種に分かれます。

基礎杭工事

場所打ち杭工 〔BH工法〕
土木構築物や建築物の基礎工として大口径掘削を行い現場打ち鉄筋コンクリート杭を築造します。
 
既製杭埋込み杭工
地盤のプレボーリングを行い、コンクリートパイル鋼管、H鋼等の既製品を建て込みセメントミルク等の充填在で固定させ、埋込み杭を築造します。

土留め壁工事

自立杭、親杭工
各種構造物の築造時の掘削根切りに際しプレボーリングを行って、H鋼等を建て込み山留め壁を築きます。
 
地中連続壁工
土圧の軽減や止水等を目的として、連続壁や止水壁更に、応力材の併用による自立連続壁等を築造します。

集水井工事(ディープウェル)

地辷り防止、トンネル掘削、建築地盤掘削等の工事に際し、地下水位を低下させて、斜面の安定や工事に伴う湧水の防止を行います。

防護壁工事

斜面よりの落石の防護や道路工事等の仮設備を構築するため、根入れ長の掘削を行い、H鋼等による防護壁を築きます。

地辷り対策とは...

山岳地と生活圏がいたる所で共存する日本で、特有の梅雨や台風がもたらす多量の雨の影響で、地辷り災害が絶えません。特に道路、河川、住宅地、商工業地での災害において速やかな災害復旧と、斜面の地辷り防止対策が不可欠です。

地下水対策工事

地辷り防止に際し、地下水を降下させて間隙水圧を低減し、地層の安定を計る重要な対策工事です。
集水井工事及び集排水ボーリング工を実施します。

抑止杭工事

地辷り挙動面の滑動の防止と、水圧の低減を目的とした工事です。
鋼管、Gパイル・H鋼等の応力材を地中に埋設し地滑り地層を安定させる抑止工法、泥水循環式ロータリーボーリング工法、エアーハンマー工法等の掘削工法で大口径ボーリング工をします。

アンカー工事

地辷り地の傾斜面より、種々の法枠工法と併用して、地辷り挙動面を抑止する工法です。
アンカーは、地中の安定地盤に耐力を求め、鋼棒・鋼線等のアンカー材をグラウト材で定着させて、有効な緊張力を与えます。地盤にアンカーを伝達させる事により、地辷りを抑止させます。
アンカー工事は、掘削方法により、ロータリーボーリング工法ロータリーパーカッションドリル工法を実施します。

メタルロード工法

山間部の急峻な地形条件にも適合した構造で、構成部材の小型軽量化・プレハブ化により搬送性や施工性を向上させ、地形や植生といった自然環境に与える影響を最小限に抑える、道路拡幅工法として開発されました。
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